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【Event4】ジャックオランタンを作ろう >シンシちゃん

(エントランスへと足を踏み入れて、彼の姿を見止めるなりパッと表情を明るませ、)シンシちゃん、約束!覚えてる?(なんて問いかけを第一声とした本日。取り交わした賭けの報酬を頂くという名目で探索への同行を願い出て、暫し歓談と共に迷宮を歩いているうち、シャドウと遭遇する事もなく小部屋へ繋がると見られる扉を見つけたところで――現在、扉を押し開いた先に広がる橙色のカボチャ畑に瞳を丸くしているところだった。)あら〜……?もしかして、各階こういう感じ……?(頬に手を添え、覚えのある状態に瞬きをふたつ。振り返り扉を見遣れば想像通りに文字が綴られており、そこには『ジャックオランタンを作ろう』と記されていた。ついでに平時には重みのない頭上に違和感を覚え手をやれば、大きなツバのとんがり帽子が鎮座していた。元より黒一色の装いのため印象の変化には乏しいが、黒のマーメイドドレスにケープのようなものを羽織っているようだ。なるほど、と今一度景色へ視線を戻したなら、)わっ、シンシちゃん見て!おばけカボチャ!ジャックオランタン作りって、この中の好きなカボチャ選んでいいのかしら〜?(人一人中に入れてしまいそうな大きなカボチャにはぎゃぎ声をあげ、見渡せば大小様々なサイズが取り揃えられているよう。)
* 8/1(Thu) 18:28 * No.143

ふっふっふ、もちろんだとも! では行こうか。(開口一番、そんな調子のいい言葉を口にして頷いた。もちろんラビリンスの探索、もとい調査で交わした言葉は一言一句覚えている。ゆえに紳士らしくエスコートするように迷宮を調査していた最中、その光景は突然目の前に現れた。)ふむ、これは以前にも似たような部屋があったね。今回のテーマは……秋、といったところかな!(以前のテーマと照らし合わせても強ち間違いではないのだろう。季節に合わせて小部屋ごとにテーマが設けられているのだろうと、うんうんとひとり納得したように頷く自称名探偵もブードゥーを彷彿とさせる装いに変わっていた。続いて彼女の方へを視線を移しては、その微笑ましい様相にサングラスの奥の瞳をやわらげる。)依頼は『ジャックオランタンを作ろう』だからね! 大きさに指示はないところを見るに、ある程度自由に作ってもまったく問題ないはずさ。……せっかくならその大きなおばけカボチャで、一緒にジャックオランタンを作ってみるかい?(おばけカボチャでランタンを作るのだって、ひとりでは難しくても力を合わせれば出来ないことはないだろう。それに、と巨大なカボチャを見上げて。)これだけ大きなカボチャなら、刳り貫いた中身を使ってみんなにカボチャ料理を振る舞うことだって出来そうだ。楽しそうだと思わないかい?(悪戯を持ちかけるように笑ってみせた。)
* 8/2(Fri) 12:33 * No.151

(淀みなく肯定が手向けられたならばご満悦の様相につき、エスコートに甘んじて随伴する先にて。広々とした屋外の情景に多少面食らうとも、初めて此度の事象と遭遇した折よりはずっと落ち着いていた。)そうみたいね……?ふふ、このまま季節が変わる度に次は冬、春、って遊べたりするのかしら?(この迷宮がどれだけ続くかは杳として知れず。随分と探索にも慣れた気の緩みもあろうか、そんな呑気な言説を唱える様は楽し気だ。)いいのっ?ちょっと大変そうよ?この大きさだもの。お姉ちゃんは二人でなら出来ちゃうつもりでいるけど!(なんて、訊ねつつもすっかりその気で声はほのかに弾む。任務達成のためのサポートは惜しみないらしく、どのカボチャを選んでも対応出来るだけの道具は揃っているよう。大きめの包丁を物色する中、どこか悪戯めいた響きを伴ったその提案に両の手を合わせ大きく頷いて。)あら、いいわね!夏にジャガちゃんがお裾分けしてくれたし……これだけの量があれば何でも出来そうねぇ。シンプルに煮物も好きだしー、ポタージュとかコロッケも捨てがたいなぁ。折角ハロウィンっぽい雰囲気だしスイーツ系もいいわね!シンシちゃんは何が好き?(あれやこれや、思い浮かべては心惹かれる優柔不断が彼を頼る。さて、まず着手するならば、底をくり抜く作業からになろうか。カボチャの下部をこんこん、と指で叩き「カボチャの皮って硬いのよね〜」と呟きつつ。)
* 8/3(Sat) 06:42 * No.154


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