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【Event1】バニラ&ロック

さてさて、そろそろシャドウと遭遇してもおかしくない頃だ。
もしシャドウを見つけたら、向こうから攻撃を受ける前に素早く接近してアタックを仕掛け──

>!!
>直後、仲間と言葉を交わす間もなくシャドウが飛び出してきた。

おっと、早速シャドウと出くわしたようだね!

では基本的な戦い方の説明をしようか。
シャドウ討伐における主な戦闘手段は、”アタック”と”スキル”。アタックは、装備した武器による攻撃。スキルは、ペルソナ能力による攻撃だね。武器攻撃とペルソナ攻撃を、状況に応じて使い分ける必要がある。

それから攻撃属性についての説明だ。アタックやスキルを含め、攻撃には属性がある。アタックの属性は、装備している武器で決まる。剣なら”斬撃”、弓なら”貫通”のようにね。スキルは、それ自体に固有の属性がある。アギなら”火炎”、ブフなら”氷結”。これに対し、多くの敵には耐性の低い属性がある。要は”弱点”ってことさ。私のペルソナホルスの力で敵のそうした相性を調べることが可能なんだ。はは、心強いだろう?

例えばこの敵なら…

――――――――――――
《卑下のマーヤ》
アルカナ:剛毅
黒いスライムのような物体に手足が生え、人の顔のような仮面をつけている。
属性:貫通
HP:30 弱点:斬撃
――――――――――――
《束縛のマーヤ》
アルカナ:悪魔
黒いスライムのような物体に手足が生え、人の顔のような仮面をつけている。
属性:貫通
HP:30 弱点:貫通
――――――――――――

二人共ちょうど弱点が狙えそうだ! 
弱点を突くと相手の体勢を崩すことができる。その隙に乗じて更なる攻撃のチャンスってわけだ。これが”ダウン”と”1more”。これを利用すれば、追い討ちをかけたり仲間を回復したりすることもできるからね、弱点を突くこと、突かれないことが戦闘の一番のポイントさ。

そして目の前のすべての敵が体勢を崩せば、その瞬間、敵全体に隙が生じる。それに乗じて味方全員で一斉攻撃を仕掛ける。これを”総攻撃”と言うんだが……まあ、今日のところは大した敵じゃないからね。各々1体ずつ撃破と行こうか。

さて、ここまでの復唱は必要かい? おっとノーサンキュー? 
それでは諸君、華麗なるショータイムを期待しているよ!
* 6/25(Tue) 01:47 * No.6

よっしゃ、いっちょかっこいいとこ見せたるかー!
――――――――――――――――――――――――
コマンド:スラッシュ (斬撃)
対象:シャドウ(卑下のマーヤ)

「行くぞ、キャスパリーグ!」

弱点にヒット!
《60ダメージ!/ HP10消費》
【シャドウ消滅!】
【バニラ残りHP:10】
――――――――――――――――――――――――
にゃはは! 一撃必殺! そっちもかましてくれよ、ロック!
* 7/1(Mon) 13:01 * No.10

それじゃ、ぶちかましてやるか。任せとけって。
――――――――――――――――――――――――
コマンド:シングルショット(貫通)
対象:シャドウ(束縛のマーヤ)

「ペ〜ルソナ!」

弱点にヒット!
《60ダメージ!/ HP10消費》
【シャドウ消滅!】
【ロック残りHP:10】
――――――――――――――――――――――――
おー?勝った勝った。やったな、バニラ!
* 7/1(Mon) 18:40 * No.14

(地に這い蹲るふたつの影が一人と一匹の力によってぼわんと屠られた。未だなにもかもが実感を伴わないなか、勝利の達成感と喜びだけがたしかなものとして残る。めいっぱい伸ばしても頭頂の高さが精々の短い前足でバンザイ、ぴょんと跳ねる軽い後ろ足で駆け寄ったら、きゅっと握った片前足突き出して「いえ〜い!」グータッチのお誘いをしよう。)すげーかっこいいじゃんか、ロック! 耳んなかにまだ音が残ったまんまだ!(尖った耳の先っぽがぴくぴく震えてる。だけどけっしてマイナスな意味じゃあなくて。楽しげに声を弾ませる口はにんまり笑っているし、まあるいまなこも弓形に弛んで彼を見上げている。高鳴る鼓動はコンサートの後の余韻によく似ていた。)この調子でワープポイントも見つかるといいけどさ〜……ここけっこう変な感じしね? オレがいっぱい………しっぽ…(どこへ目を遣っても鏡が猫を映し返す。特に合わせ鏡なんかは、足元の平衡感覚を奪われた酔っ払いの気分にさせられてしまいそうだ。そんな移り気なまなざしがごきげんに揺れるしっぽに気が付いたら、“変な感じ”なんてほっぽりだしてちょちょいと前足で遊び始める始末。興味の矛先だって浮気性で、だけどなにより、いまの姿への不慣れさを思わせる仕草だったかも。)
* 7/2(Tue) 00:15 * No.20

(二つの脅威が跡形もなく消え去り、自分たちの勝利を確信する。己のペルソナの音色の余韻の後に、長く響かせた甲高い口笛は祝いの意。駆け寄るもふもふに向け、靴音を鳴らしこちらも軽快に距離を詰める。愛らしい長さの前足の意図をすぐに察し、片手を出しかけて……彼我の身長差を認識した。少し腰を屈め、握った片方の拳を合わせよう。特段、相手に合わせたつもりもない。この位置でのタッチのほうが画的にキマるから、そんな理由による行動だった。「バニラってやっぱ、肉球ついてんの?」なんてふと気になって他愛もない質問を挟んでみたりして。)イェーイ!最高だったろ。お前も最高だった!獲物を狩る獣みたいにカッコよくてシビレたよ。(人間のそれとは異なる猫の目鼻立ちでありながら、即席チームの相棒の表情は豊かに見える。うんっと声をあげて腰を伸ばし猫顔を見下ろしてから、)……いっぱいの、しっぽ……それはそれは、ハッピーだね。なんたって猫のしっぽの魅力は正義だもんな。(相棒につられて辺りを見回せば、視界いっぱいに鏡の迷宮が広がる。日常ではまずお目にかかれない光景だ。方向感覚を惑わせるような鏡面の中の、無数のバニラ色の尻尾と前足。ちょいちょいの動き以上にリズミカルに回す指を、しっぽに絡ませようとする。)
* 7/2(Tue) 20:27 * No.25

(合わせた拳の擬音を“こつん”とするには、すこしばかり片方のそれがふくふくしすぎていたかもしれない。問い掛けに思わず顔の前で両前足をグッパッ、開いて閉じてと繰り返してから、片方のグローブを外して見せつけるように掲げた。「もちろん!」ぷにぷにの肉球はたしかにここに。だけど、はじめましてだからと触れ合うサービスをする気はあんまりなくて。有無を確認されたと判断したらすぐさま引っ込めてやるつもりだ。)だろ!? オレたち、もしかしたら無敵なのかもな〜っ。シャドウだっけ、いくらでもかかってこーい!(すっかり調子に乗った声を高らかに響かせて、軽快な後ろ足がワンツーステップ。拳なんて扱えないくせに。――さてさて、遠ざかる顔を気にもせず、自分のしっぽから鏡のなかのしっぽへとちょっかいかける爪先の行方が変わったら、)み゛ゃっ!? なっ、なんだよ急に! びっくりしたじゃんか。つい触っちゃうくらい魅力的だったんならしゃーないけどよ。(視界の片隅に見えていたはずなのに、人肌の体温にびっくりして毛並みが逆立った。戦闘を終えたときとは別のドキドキにふかふかの胸を抑えて、でも一度は避けようとした触れ合いも悪くないと思い直させられたから、応えるようにきゅっとしっぽの先を巻き付けてみようか。)
* 7/3(Wed) 00:07 * No.29

す、すげー。こんなでっかい肉球、初めて見た。(ワンツーステップにつられて楽し気に踊るステップを踏んで、グローブの下より現れしぷにぷにを前に興奮気味。すぐさま引っ込められてしまったのに、少しだけ名残惜しそうな顔をしていた。)ぉ、びっくりさせたか、ごめんって。そうそう、お前のしっぽにすっかり魅了されちゃったってわけ。たまんなくてさー。(猫の鳴き声らしきが耳を打ち、逆立つ毛並みをみとめれば、くるくるさせていた人差し指を止める。人が尾に触るのは、たしか猫にとってはタブーだとか。目の前の存在にもそのタブーが当て嵌まるならば、申し訳ない行為に及んでしまったか。どこかで仕入れた知識を頭の中で掘り返して軽めな謝罪を伝えると、きゅっと巻きつく感触が人差し指に。受けて幾度か瞬いた瞳は、数秒を置いてにんまりと緩んだ。ふくふく暖かな感触から独特の心地良さが抽出される。)今回のミッションじゃ、探索してワープポイントの姿見を探すんだっけか。同じような景色ばっかでなーんも検討つかないよ、ハハハ! そっちかな、それともあっちかなァ。(そのまま尻尾を乗せた指を移動させ始め、そっち、あっち、枝分かれしたいくつもの道を指す。目標を探しあてる当てなど何もない。指す方向は気まぐれ、実に適当だった。で、どっちに行こうか?を目で尋ねてみる。)
* 7/3(Wed) 19:58 * No.34

みゃはは! そりゃオレみたいにでっけぇネコに会ったことなんかないだろうしな〜!(猫だけど明確には猫とは言えない。曖昧な自分の存在をむしろ誇るみたいに、ドヤと鼻息吹かせながら腰に前足を当てて胸を張った。)やっぱり? イタズラじゃないんなら別にいいけど。そんなにネコが好きなら特別な。(そう、猫だけど猫ではない自称猫なので。しっぽに触れられたってへっちゃらなのだ。おだてられれば木にも登る気性には、本音でもそうじゃなくても重ねられた猫愛は効果てきめん。まるで手をつなぐみたいに絡ませたしっぽをゆらゆら揺らしながら探索といこうか。彼のはんぶんほどの背丈ではちょっと歩き難くなってしまうかもしれないけれど。少なくとも、また残念そうに顔を曇らせたくはないし。)……ふふふ、オレ、攻略法気付いちゃったわ。ぜんぶのルート回ったら絶対見つかるじゃん?(ドヤふたたび。どのくらいの広さをしているのかも知らないし、一度通った場所をチェックする方法も思いついていないのに。猫じゃらしを追いかけるみたいに顔ごと示されるほうへと向けてから、片前足を鏡面へとつけた。)ロック、知ってるか? 迷路はこうやって壁に沿って進むとゴールにたどり着けるんだ。だから今はこっち!(迷宮であって迷路ではない。ワープポイントもゴールではない。勘違いをしてるってよりは細かいことは気にしていないふうに、ブレーキがなければ妙な自信で突き進もうとする。)
* 7/4(Thu) 01:01 * No.38

(「イタズラじゃないない、本気。お、許してくれるんだ。バニラ〜大好き〜」特別にお許しを貰えたことでひとまずはチーム崩壊に程遠いと解釈するや、軽快に調子よく放つのだった。幸いにも放れないしっぽと低めに繋ぐようにして、不思議な迷宮の探索に改めてとりかかろうか。鏡に映る人ならざる二足歩行の獣の姿と自分自身の姿、二人の鏡像も実体に合わせて動く。現実ではあり得ないその光景が夢の中に居るような心地を齎した。どうにも危機感が薄い冒険気分は、その心地の所為でもあるのかもしれない。とはいえ、万が一の再度のシャドウの出現に備え、背負った武器をいつでも取れるように一応の調整はしている。)そーだそーだ、ぜんぶのルート回ったら絶対見つかる。ギャハハっ、脳筋じゃん! ――って、壁に沿って進むと? それ、マジか?!(ドヤへ突っ込んでから、鏡面に触れた前足をまじまじ眺めてしまった。その足と自信ありげな顔へこもごも視線を送り、納得した表情で頷いた。探索のいろはなど知らない身は、相棒の攻略法でイケると踏んだ。細かいことは思考から放りだしている。チーム物理型の運命や如何に。「しゅっぱーつ」景気よく声をあげ、アップテンポの陽気な鼻歌を歌い、突き進む相棒に付き従う。)
* 7/4(Thu) 20:00 * No.43

(安い愛の言葉は受け取るのも気安くいられるから心地いい。けたけた楽しそうに笑ってばかりのお気楽具合は、お遊び気分が強くてたぶん彼よりうんと危機感が薄っぺらだ。しらみつぶしのゴリ押し戦法を突っ込まれたって、結果採用となったからフフンと得意げに鼻を鳴らして胸を張る加速っぷり。)みんながびっくりするくらい早く見つけて帰ってやろうぜ!(まじもまじ。「しゅっぱーつ!」一拍遅れで真似た声を上げて、ちょこまかと短くても軽快な歩みを踏み出した。道中、三角の耳に差し込まれる鼻歌のBGMをなんの歌か知らないくても、ずいぶんと楽しいリズムだから追いかけるようにして真似てみる。ふにゃふにゃ奏でるメロディーに輪唱みたいなきれいさはなくて、ただの不協和音のほうがしっくり有様だったけれど。)おっ! 扉だ! このなかにあるんじゃね? やっぱオレたち最強だったかー!(前足が辿る壁に扉を発見。アトラクション感覚の探索は順調に思われた。すっかりクリア気分できらめく瞳をぱちぱち瞬かせて彼を見遣ってから開いた先は──、だがしかしお生憎さま。からっぽの小部屋。)なんでだよ!? つーかなんのための部屋だよー!(ぴょんぴょこ片足ずつ飛び跳ねて地団駄。悲壮感とは程遠い落胆の叫びがこだました。)
* 7/5(Fri) 09:04 * No.46

(はじまりは単独、でもその後は二人分。鼻歌に重なるふにゃふにゃのメロディを聞き、気分は上がる上がる。歌いたいように歌うのが一番良い。かたちに拘らず、誰かと音を合わせるのが楽しい。音程だのなんだのは二の次だ。ミステリーツアーを題材にした曲をゴキゲンに奏でつつ壁伝いに進んで。)うわっ、ここか。ここなのか?!(緑と目を合わせてから、扉に手を付き、いっせーのーで一緒に開く。勢い任せに押したものだから、ばあん、音を伴った乱暴な開き方になったかもしれない。)あー……、なーんもないね。期待した所になーんもないのを見せられるなんて、オレたち、このラビリンスに弄ばれちゃってるのかも。(一目で見渡せる程度の場所だ。直ぐに把握できた。ワープポイントは見当たらない。落胆の素振りもない素振りで歩み入り、ぴょんぴょこした地団駄を目にした一拍後。ぷっっ、と吹き出した。)一応言っとくと、バニラを馬鹿にしたんじゃねーよ。空振りだったってのに、なんかみょーに笑えてきちゃってさ。ま、オレら無敵で最強だから、たぶんそのうち辿り着けるって。そんでも見つからなきゃ、手当たり次第に壁ぶっ壊して探してやんよ。(目的意識よりも、この探索自体を楽しむ気分が濃くなっている。ステップを踏んで猫の回りを一周してから、その片前足を取って反対側の扉まで共に行こうと誘う。陽気なダンスみたいな足取りで。)
* 7/5(Fri) 20:03 * No.49

なあ、これなんかの歌? ロックがつくったやつ?(猫の奏でるそれはもはや作曲者を名乗ってもいいくらい原型を留めていなくて。鼻歌の合間でふと、まるめた瞳が見上げて訊ねてみたけれど、音のない世界はなんだか途端に色あせたみたいに思えたから答えを待つ耳を傾けながら音はつないでいくつもりだ。次に言葉を発するのはたぶん答えを知ってからで、更にそのあと。ヒーロー参上さながらの開扉は肩透かし。敵はシャドウであるはずなのに、行き場のない感情を向けるのはすっかりワープポイントとラビリンスのほうだった。)なんだよラビリンスのやつ、アマノジャクだな! 探さないフリしてたほうがいいのか?(ムキー! 怒りの煙がモクモク上がりそうなほど目を三角にして気を荒立てていても心底怒っているわけじゃない。踏みつける床に訊ねるみたいに視線を落として疑問符を浮かべたあと、あんまり気に留めていなかった笑いの内訳を知る。呆けたようなまばたきを数回挟んでから、)え? いまのオレが笑われた可能性もあったってこと?(愚鈍が首を傾ぐ。じゃあなにに対する笑いだと思ったのかと問われるなら、答えはまっさらで返す言葉を探さなくてはいけなくなるのだけど。)うわ、それいい! オレも……いや、オレは変な音鳴りそうだからやめとく……(破壊案を賛称して便乗したがる鉤爪は、でも黒板をひっかいた音を思い出したので身震いして撤回。)ロックについてったらすんなり見つかったりしてなー。(顔ごと自分の周りを回る姿を追いかけて、いざなわれるまま猫もステップを踏む。へたくそな鼻歌に比べたらスマートなリズムで扉を開けたはずだ。)
* 7/7(Sun) 00:58 * No.55

ハハ、オレじゃねーよ、鮮やかな昔の時代の音楽家が作曲したやつ。お前も気に入ってくれたんなら、嬉しい(二重のメロディの流れの合間に挟む軽やかな答えは、にまっとした笑みとともに。そうして扉を開いた先の光景に、肩透かしをくらう羽目になる。)おわ、ムキーっとしてる……。(相棒の怒り方はアニメ作品の表現みたいだ、なんて印象。現実においては創作にしかあり得ない見目だからこそ、そういった印象になったのかもしれない。)気にすんなよ、その可能性は無かったんだから。バニラと一緒に探検すんのが楽しくなってきたってこと!(不用意な笑いの意味を解きほぐし、改めて解説を伝えた。楽しくなってきた要因に、愛らしい相棒のリアクションも含まれる。)あーたしかに。鳥肌立つ音だろな……。(鏡面を引っかく音を想像するや、テンションが下がった。先に暴力的な不穏を口にしながらも、実際に物理で解決できる範囲などたかが知れているのも理解はしている。だからまずは、現実的な進展の見込みのある出口へ向かうのだった。)だと、いいね。おー、そのステップ、うまいうまい! ダンスの才能あるんじゃねーの、バニラ。(二足歩行のステップに惜しみない賞賛を贈り、ぴょんっと戸口を跳び超え、相棒を促す仕草を投げかける。それから鏡の壁を伝うように歩みを進め。)――なあ、あれって。ワープポイントじゃね?(浮きたつ口調。指さした先に、銀色の縁を持つ姿見。発見したそれへ近づきながら、傍らの背中を嬉し気に叩きかねない勢いだ。)
* 7/7(Sun) 19:01 * No.57
ミッションクリア

バニラ、ロック。ミッションクリアおめでとう! シャドウとの戦闘もなかなか様になっていたじゃないか。流石は運命に導かれしペア、息もぴったりでこれからが楽しみだ!

さて、無事にワープポイントを発見できたことだし、エントランスに帰ってきておくれ。まだまだ探索したい気持ちもあるだろうが、初めてのラビリンス、君たちが思う以上に消耗しているだろうからね。今日この後はゆっくり休むといい。
* 7/7(Sun) 19:57 * No.59

へぇー! じゃあ今度原曲も聴かせてくれよな! あるならロックがつくったやつもさ。(曲名を訊ねて自分で調べることだってできるけど、せっかくならまた楽しいひとときを共有できたらいい。楽しみにしたいことが増えたぶん、一段とごきげんになる足取りとメロディは尾を引いたまま、怒りを鎮めるのにも一役買っていたはずだ。)にゃははっ、まあ別にバカにされても気にしないけどな〜! ちなみにオレはロックと一緒で最初っから楽しいぞ。だからオレの勝ち!(無駄に張り合ってはよく分からない勝負の勝利をフラッグに見立ててもぎ取るポーズ。合間にどんより下がった士気は楽しいステップで上塗りして、)ふふ〜ん! 体を動かすのは得意だからな、ダンスくらいちょちょいのちょいよ!(褒め言葉に乗せられて、彼に続いて戸口を超えるときにはひとネタ増やしてくるりと宙返りだって披露してやろう。着地はもちろん、幾度目かのドヤ顔と共に。)――まじ? ぅおっ、まじだー!! すげーじゃんロック、いやオレたち!(促された先にきらりときらめく姿見を捉えたら、達成感と喜びのバンザイジャンプ。彼に背を叩かれていたらきっとスイッチを押されて飛び上がったみたいなタイミングになっていたはずだ。それから両前足を掲げたまんまの姿勢で飛び跳ねながらハイタッチだって求めたい。)こんなに楽勝ならもっと寄り道してもよかったかもな。(ゴールを見つけた途端に調子のいい言葉を並べて、だけど戻るのがちょっとだけ名残惜しいのも本当。それでもにんまり笑った瞳で共に姿見を覗き込もうか。)
* 7/8(Mon) 21:16 * No.62

お、いいよー。レコードもあるし、生の弾き語り形式だって可だし。オレの曲……? 残念ながらそれはまだ、無いんだ。でも、そのうちさ、すっげー曲を作ってバニラに聞いてもらいたいなァ。(頬に瞳にますます喜色を濃くして、語る声音はどこか夢見るふう。楽しみにしたいことが増えたのは、提供する側とて同じ。)――な、なんだってー? そうだったのかー。オレの負けか! うわ、むしろそれ、嬉しいって。(思いもよらぬ勝利宣言。ニヤニヤしながら敗北を認めよう。これほど嬉しい敗北もない。戸口を超える際の鮮やかな猫の宙返りに目を丸めるや、ヒューッ!!と高らかに鳴らす称讃の口笛。両腕を広げて笑った。ほどなくしてワープポイントの発見に興奮しつつのハイタッチ。伸ばした手の高さと猫の跳躍力が釣り合い、姿勢を低めることなくタッチは叶っただろうか。同時に、マンゲツの声が届いた。)運命に導かれしペアだってよ、なんじゃそりゃ。まーでも、オレたちがなかなかのコンビっぷりだったのはそうだね。――ん、次はおもいっきり寄り道しよう。バニラ。(今回の探索ははじめの一歩らしいから。ラビリンス攻略の道のりは長いと予測し、次の機会を楽しみに。二人並んで姿見を覗き込んだ。)
* 7/10(Wed) 21:37 * No.64


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azulbox ver1.00 ( SALA de CGI ) / Alioth