2009年4月6日。
>新学期を明日に迎えた夜。

>巌戸台港区。
ほとんど記憶にはないけれど、かつて踏みしめていたはずの地だ。
時刻はもうすぐ深夜0時。
学生寮のある巌戸台駅に辿り着いたものの、到着が大分遅れてしまっていた。

>深夜0時。
光、音、生が犇めく空間から一転、突然訪れた謎の時間は周囲から全ての気配を奪った。
消える街灯り、途切れた物音。 機械は止まり、命ある者は不気味な棺のオブジェに姿を変えた。
血塗られた視界の中、唯一、頭上に浮かぶ巨大な月だけは輝き続けている。

>!
自分のものではない声。
振り返ると、そこには子供が立っていた。


>!?
そう、子供は笑って、謎の時間と共に姿を消した。
――気がつくと、目の前にはホテルを思わせる古い建物。

全てがまた動き出す。まるで夢でも見ていた気分だ。


Event0(Prologue)『隠された時間』は、影時間初体感イベントです。

共通の流れ
巌戸台駅に辿り着く(4月7日0時前)→寮へ向かう途中、影時間を迎える→途中で不思議な子供と出会う→子供が姿を消すと同時に影時間が明け、気がついたら学生寮の前に辿り着いていた。

《補足》

4月6日1時以降であればいつ港区にやってきても構いませんが、何らかの事情があって巌戸台駅に着くのが遅れ、 学生寮に辿り着く過程で影時間を迎えてしまいます。
地元を出るのが遅れてしまった、電車が遅延していた、寝過ごしてしまった、港区を散策していたら巌戸台駅に戻るのが遅れてしまったetc…理由はご自由にどうぞ。

ちなみに、寮に辿り着くと桐条美鶴が出迎えてくれ、自室へと案内してくれるので、就寝して1日が終わります。 寮に辿り着いた後の描写は任意ですので、参考までに。また、荷物は既に部屋に送られている設定です。


《活動形式 / 字数制限》
ソロール / なし