北欧神話に於いて邪神ロキが女巨人アングルボザの心臓を喰らい産み落とした逸話のある、神々に災厄を齎すと予言された強く聡明な魔狼。恐れた神々は彼の捕縛を試みたが、如何なる鉄鎖も容易く引き千切る彼を捕縛することは出来ず、魔法の紐グレイプニルだけが唯一彼を終末まで封印したという。身体に鎖を纏わせているのは其の名残であるが、攻撃時には終末を待ち侘びていたかのように解き放たれ、鋭い爪で敵を切り裂く。玖珂の影響か其の姿は神話で語られるより小さく、濃紺の虹彩に映る憤怒と悲愴の色は、何処となく玖珂を思わせる。
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スラッシュ

斬撃無効

(Lv――)

デッドエンド

ブレイブザッパー

斬撃耐性

チャージ

五月雨斬り

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