STORY ─Side:B─
2018年 11月下旬

ペルソナの正体はシャドウだった?
否、シャドウの正体がペルソナだったと言うべきか。
いずれにせよ、自らの裡に恐ろしい怪物を飼っていることに変わりない。

真実を知った今、目の前には常に二択が横たわる。

>仲間に真実を伝えるべきか、否か。
>彼(彼女)に全てを打ち明けるべきか、否か。

理想に浸るためマイ・ルームの扉を開くたび、心に棲むペルソナがシャドウに変わっていくようで。ならばと現実世界で過ごす夜はとても長い。
STORY ─Side:A─
2018年 11月下旬

一人、また一人と仲間が姿を見せなくなり、はじめこそ心配の声が上がったものの、その行方に言及する者も、ラビリンスの探索をやめようと言う者も現れなかった。
皆が知っていたからだ。此処はイデア・ルーム。
皆が皆、それぞれの事情を抱えて夢を見ていることを。

かくいう自分も、件の夜を誰にも話せないままでいる。
あの夜が自分一人に起こったイレギュラーなら、皆の夢を壊すようなことはしたくない。
なにより現実の自分を打ち明ける勇気もない。
無言の別れを選ぶにはまだ時間が足りなかった。

> それぞれの思惑を抱えたまま、静かな11月が過ぎてゆく。

以前のように不思議な小部屋が現れなくなった4階の探索は思うように進まない。空っぽの休憩所は味気なく、思い出話でエントランスが賑わうこともなくなった。
STORY ─Side:B─
2018年 12月上旬

>ラビリンス 4階

そんな折、事件は起きた。

>…?
彼(彼女)と二人、探索を進めるさなか。
戦闘後、召喚したペルソナが消えることなく留まっている。
彼(彼女)のペルソナはその中に戻っていったというのに、なぜ。

>…!!
>頭の中に声が響く。
『我は汝、汝は我…』

>頭を殴られたような衝撃に固く目を瞑った次の瞬間。

>…!?
>突如現れた黒い影。 スライムのような物体に手足が生え、人の顔のような仮面をつけたそれは、初めてラビリンスで戦ったシャドウによく似ていた。


>…
>……
>………
>呆然と立ちすくむ者をあざ笑うかのようにそれは蠢き、やがて一つのかたちをとった。
>ゆっくりと仮面を外し、そして嗤う。

>!!!

>それは最も恐れるものの姿。
>イデア・ルームに居る間は目を背けていられるはずの、現実の自分。
ABOUT
期間
9/1〜9/14(14日間)
Event7までのインターバル期間内であれば、
各自1レスずつ〆レス可能
。原則お相手様のレスから48時間以内の〆レス。
イベントの流れ
1:(スレ立て)シャドウに変化したペルソナを見て、小部屋に逃げる(サイドB
スレ立ての際は、タイトルに
【Event6】「本編上の日付」
をご記入ください。
戦闘終了後、頭痛や吐き気など何らかの症状とともに、ペルソナがシャドウに変化します。(細かい描写はストーリーと違っていてもOK)
シャドウははじめ、
Event1の時に戦ったシャドウの姿
をしていますが、次第にそれは
現実世界のPCの姿
へと変化します。
シャドウの姿を見たサイドBは咄嗟に近くの小部屋に駆け込みました。場所は
ラビリンス4階の小部屋(休憩所=1階と同じもの)
という設定です。

2:(レス)追ってきたシャドウがサイドBに襲いかかる(サイドBシャドウ
アイコン
現実世界の自分のPC
のものをお選びください。
シャドウはサイドBを追い詰めることで負の感情を増幅させて、自らの存在を確立させようとします。(サイドBの心が折れた時、サイドBは多眠無気力症となり、シャドウは完全にサイドBから独立した存在になることができます)
シャドウがサイドBをどのような手段で襲うかは自由です。(首を絞める・武器を使うなど物理的な方法で恐怖心を煽る、悩みに言及して精神的に追い詰める等) また、ペルソナ時に所持していたスキルを使用して攻撃することも可能です。

3:(レス)助けに入る(サイドA
サイドAは
ペルソナで応戦することも可能
ですが、シャドウを倒すことはできません。(攻撃に攻撃をぶつけて威力を弱める、攻撃で一瞬怯ませる、防御や回復系のスキルをサイドBに施すなどはOK)

以降の展開は自由(下記ミッションはクリアしてください)
Step4と同様に、サイドBのPL様は、4レス目以降、PCの行動とは別に
任意で
シャドウの行動レスをつけることが可能です。
ミッション:サイドBの情報開示
自己の悩みと向き合い、サイドAに悩みについて話す。
サイドBは、必ずしも本イベント内で悩みを克服する必要はありません。ただし、最終的に自らの悩み(シャドウ)と向き合う決意をすることで、シャドウは本来のペルソナの姿を取り戻し、サイドBの心の中へ戻っていきます。
時間軸 使用掲示板 活動形式
2018/12/1(土)
〜12/10(月)
イベントBBS 通常
文字数 ランクアップコミュ
制限なし
掲示板の設定は上限:1000字
ペアのコミュ+3
STORY ─Side:C─
2018年 12月15日

>エントランス

ヒカリの伝言を介し、久しぶりに仲間が集った夜だった。

「……まさかシャドウが元はペルソナと同一の存在だったなんて。にわかには信じがたい話だが、先日の件は私も目の当たりにしたからね。現に君たちのペルソナもシャドウと化した……それが現実の世界でも起こっていたというのだから驚きだ」
「様々な困難に立ち向かって行く為の”仮面の鎧”、強き心の正体がペルソナならば、困難に屈して剥がれ落ちた鎧の残骸、しかも独り歩きする危険なリビングアーマーがシャドウの正体というわけか」
「負の感情に支配された人間が抱えきれなくなった暗部をシャドウとして切り離す……つまり、世間を騒がせている多眠無気力症も、もしかするとシャドウに精神を喰われたわけじゃなく、シャドウを…心の一部を失ったことが原因なのかもしれないね」

仲間たちから次々に明かされる真実。
それはいずれ自分にも訪れる試練の宣告に等しかった。

「だとしても、私たちがやるべきことは変わらないね! シャドウを持ち主のもとへ返してやれば、彼らは意識を取り戻すことができる。むしろこれまでの仮定が裏づけされたわけだ。今日までの戦いの成果は君たちもよく知っているだろう?  ペルソナのシャドウ化と聞けば恐ろしいが、要は心を強く持てばいいだけの話さ。なんとしてもやり遂げる。そんな強い意志を失わない限りは大丈夫。自分を、そして仲間を信じて突き進もうじゃないか!」

マンゲツが明るく締めるようパチンと手を鳴らしたが、それは決意の合図とはならなかった。

>…!!
>頭の中に声が響く。
『我は汝、汝は我…』

>嫌な予感。
>咄嗟に駆け出し、逃げ込んだ先はマイ・ルーム。
一番の安寧は此処に在る……はずだった。

>!
>そんな願いも虚しく、乾いたノックの音が響く。
>エントランスとは逆の方、現実世界とつながる扉の向こうから。


>…
>……
>………
>招かれざる客の正体は、扉が開く前から知っていた。
ABOUT
期間
8/20〜9/14(20日間+α)
Event7までのインターバル期間内であれば、
各自1レスずつ〆レス可能
。原則お相手様のレスから48時間以内の〆レス。
イベントの流れ
1:(スレ立て)シャドウがサイドCに襲いかかる(サイドCシャドウ
スレ立ての際は、タイトルに
【Event6】12/15(土)
をご記入ください。
アイコン
現実世界の自分のPC
のものをお選びください。
シャドウは
現実世界のPCの姿
をしています。
シャドウはサイドCを追い詰めることで負の感情を増幅させて、自らの存在を確立させようとします。(サイドCの心が折れた時、サイドCは多眠無気力症となり、シャドウは完全にサイドCから独立した存在になることができます)
シャドウがサイドCをどのような手段で襲うかは自由です。(首を絞める・武器を使うなど物理的な方法で恐怖心を煽る、悩みに言及して精神的に追い詰める等) また、ペルソナ時に所持していたスキルを使用して攻撃することも可能です。

2:(レス)仲間に助けを求める(サイドC
マイ・ルームに突如現れたシャドウに襲われ、仲間に助けを求めます。

3:(レス)助けに入る(サイドD
サイドCを心配して追いかけてきたものの、扉の鍵がかかっていて中に入れずいたサイドD。しかし、サイドCの助けを求める声がしたあと、手の中に
鍵が現れます
。それはサイドCのマイ・ルームの鍵でした。
サイドDは
ペルソナで応戦することも可能
ですが、シャドウを倒すことはできません。(攻撃に攻撃をぶつけて威力を弱める、攻撃で一瞬怯ませる、防御や回復系のスキルをサイドCに施すなどはOK)

以降の展開は自由(下記ミッションはクリアしてください)
サイドCのPL様は、4レス目以降、PCの行動とは別に
任意で
シャドウの行動レスをつけることが可能です。
ミッション:サイドCの情報開示
自己の悩みと向き合い、サイドDに悩みについて話す。
サイドCは、必ずしも本イベント内で悩みを克服する必要はありません。ただし、最終的に自らの悩み(シャドウ)と向き合う決意をすることで、シャドウは本来のペルソナの姿を取り戻し、サイドCの心の中へ戻っていきます。
時間軸 使用掲示板 活動形式
2018/12/15(土) イベントBBS 通常
文字数 ランクアップコミュ
制限なし
掲示板の設定は上限:1000字
ペアのコミュ+3