STORY ─Side:A─
2018年 11月16日

>京都

3泊4日の修学旅行。
鏡を覗かずに過ごした3日目の夜。

>…
>……
>………

扉の向こう側に見る悪夢は、一度目よりも鮮明に映し出された。
自らが当事者となってその場に居るような、画面の中に手を伸ばしたら思わず身体ごと入り込んでしまったような鮮烈な記憶の追体験。
気づけばもう、扉はどこにも見えなかった。
入りこんだら最後。出口のない記憶の小部屋。
必死に出口を探して、探して、

>!!!
やっとのことで目が覚める。
二度目の記憶の扉が開かれて以降、夢見の悪い日々が続いていたのを思い出した。
どんなに楽しくとも逃れられない現実が其処に在る。

苦しくて、苦しくて、苦しくて。
この苦しみが永遠に。そう思うと急に胸が痛くなった。
>!
抑えた其処が黒く蠢く。

>!?
身体の中から何かが抜け出ていく感覚。
ずるり。
這い出したそれは輪郭のぼやけた影のように揺らめき、やがてひとつの姿をとった。

見覚えのあるかたち。
鏡の中で幾度となく見た、もうひとりの自分。
ABOUT
Step4は、サイドAが自らの苦悩をサイドBに打ち明け、シャドウという形で現れた自らの暗部と向き合うイベントです。
期間
8/19〜8/30(12日間)
インターバル+Event6期間内であれば、
各自1レスずつ〆レス可能
。原則お相手様のレスから48時間以内の〆レス。
共通の流れ
1:(スレ立て)自らの中からシャドウが現れる(サイドA
スレ立ての際は、タイトルに
【Step4】「11/16(金):時間帯と場所」
をご記入ください。
深夜(0時〜)、宿付近
という設定であれば、シチュエーションはサイドAのPL様にお任せいたします。
サイドAの負の感情が高まった時、頭痛や吐き気など何らかの症状とともに胸が苦しくなり、サイドAの体からシャドウが現れます。(細かい描写はストーリーと違っていてもOK)
シャドウは
理想世界のPCの姿
をしており、喋ることができます。(シャドウはサイドA/Bにしか見えません)

2:(レス)シャドウがサイドAに襲いかかる(サイドAシャドウ
アイコン
理想世界の自分のPC
のものをお選びください。
シャドウはサイドAを追い詰めることで負の感情を増幅させて、自らの存在を確立させようとします。(サイドAの心が折れた時、サイドAは無気力多眠症となり、シャドウは完全にサイドAから独立した存在になることができます)
シャドウがサイドAをどのような手段で襲うかは自由です。(首を絞める・武器を使うなど物理的な方法で恐怖心を煽る、悩みに言及して精神的に追い詰める等)
シャドウに攻撃をされた場合、痛みや苦しさを感じたとしてもそれは精神的な幻覚であり、
実際に怪我をすることはありません
。また、シャドウは現実世界に存在する物を破壊することはできません。
シャドウに抵抗する、シャドウから逃げるなど反応は自由ですが、サイドAは
ペルソナを召喚することはできません

3:(レス)サイドAのもとに駆けつける(サイドB
同じく
ペルソナの召喚はできません

以降の展開は自由(下記ミッションはクリアしてください)
サイドAのPL様は、4レス目以降、PCの行動とは別に
任意で
シャドウの行動レスをつけることが可能です。
PC(サイドA)→シャドウ→サイドB→シャドウ→サイドB→PC(サイドA) ……のように、どちらか一方のみの活動の他、PCとシャドウを連続で活動させることも可能です。ただし、連続させる場合はあまり間を開けずに投稿してください。(PCとシャドウの順番は自由です)
ミッション:サイドAの情報開示
自己の悩みと向き合い、サイドBに悩みについて話す。
サイドAは、必ずしも本イベント内で悩みを克服する必要はありません。ただし、最終的に自らの悩み(シャドウ)と向き合う決意をすることで、シャドウは本来のペルソナの姿を取り戻し、サイドAの心の中へ戻っていきます。
サイドBは、自分の
正体をばらすことはできません
。(サイドA当人に気づかれなければPL視点ではサイドBの正体がわかってしまっても構いません)
また、サイドAがサイドBに(ペルソナやシャドウの話も含め)理想世界の話をすることは可能ですが、サイドBは立場上知らないふりをしていただくことになります。(合わせ鏡の噂など、PC視点で知っていてもおかしくない情報は知っていても構いません)
時間軸 使用掲示板 活動形式
2018/11/16(金) イベントBBS 通常
文字数 ランクアップコミュ
制限なし
掲示板の設定は上限:1000字
ペアのコミュ+3