ACADEMIC:5 | PHYSICAL:3 | TECHNIQUE:3 | CHARM:1 | COURAGE:4 |
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勉学に励む | 人並み | 人並み | 堅物 | 忖度無し |
SEX | AGE | ![]() | ||
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男 | 17(→18)歳 | |||
GRADE・CLASS | ||||
3年1組 | ||||
EXTRACURRICULAR ACTIVITIES | ||||
書道部 / 風紀委員会 | ||||
BIRTHDAY | HEIGHT / BLOOD | |||
10月10日 | 168cm / A型 | |||
PLACE | ||||
中央図書館 フローライトモール | 40 | |||
IMAGE COLOR | ||||
ウィンター・ブルー(#325e9a) ◆◆◆ | ||||
CHARACTER | ||||
汚れ一つ、皺一つなく清潔に整えられた制服。真っ直ぐに伸ばされた背筋。厳粛を漂わせる表情。このような外見にも規律を重んじる青年の性格が現れている。自他に対してともに厳しく、犯罪は勿論のこと、不正や堕落も許さない。他者にその類の行為を認めたならば、即座に指摘し改善を要求する。小さな落ち度にも容赦しない。そのため一定数の人々から煙たがれる部類の人物でもあるだろう。社会において正しき事が必ず肯定されるべきであり、それは規律によって支えられる。その概念を叩き込んだのは、青年の父親であった。法曹の道を志していた父親はしかし、司法試験の受験で躓き、その道を諦めざるを得なかった。己の夢を一人息子に託し、法律の、ルールの遵守こそが人間にとって重要であると息子が幼い頃から徹底的に諭した。純粋な子供の精神は父の教えを否応なく吸収し、そうしてルールをモットーとする面白味には欠ける正しい人間が出来上がった。しかし、一つの出会いが青年の内面に変化を齎した。2年ほど前にふと、街角のストリートミュージシャンの前で足を止めた。耳に届いた、そのミュージシャンたちの歌と演奏が魂を揺さぶったから。己の歌いたいように歌う、社会規範にすら縛られず反抗も辞さない。ロックンロールというジャンルの音楽が存在すると、その曲を切欠に知った。それ以来、オンラインで配信している件のストリートミュージシャンの曲を密かに聴くようになった習慣は誰にも打ち明けていない。若者であれば一般的な趣味と言えようと、享楽や自由よりも規律の意識に縛られる青年にとっては罪の意識を掻き立てる趣味であるから。その音楽への憧れは、自身の人生に息苦しさへの裏返し、本当は何にも囚われずに音楽で己の心を表現してみたい――いつのまにか蔓延っていたその欲求を自覚している。 | ||||
プロローグ | ||||
2018年6月12日 |