参、委員会選択の段
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【参】4日目:作法室
(授業が終わってからの放課後、始まった委員会活動の体験会。己の所属する作法委員会では主に首実検の練習や練習に使う生首フィギュアの点検をしたり、宴の席での作法などを研究する。今いるのは主な委員会の活動場所の作法室。室内にいるのは自分と三年の浦風藤内のみである。委員長の立花先輩は他の委員会の体験会の偵察に、一年の伝七と兵太夫は体験入学生の勧誘に出かけて留守にしている。自分と藤内は体験入学生がいつ来るか分からないので、作法室での留守番を委員長から命じられた。しかし体験入学生は一向に来る気配がなく、一年コンビは勧誘に失敗したのかと思い始めた時。「……ッ、綾部先輩、もう耐えられません!俺、じゃなくて僕、体験入学生を迎える予習を外でしてきます。留守はお任せします!」と予習好きな後輩が突然叫び。室内で客を待つ緊張感に耐えきれなくなったのだろう、その必死な表情を見ればあえて止める気にもならず。)いいよ。いっておいで。ここは僕に任せて。立花先輩が戻って来たら藤内は予習に出かけましたって言っておくね。(なにやら「ありがとうございます」と「ごめんなさい」が混ざった声を漏らしながら藤内は部屋の外に出ていった。それを見送ってから、行儀悪く寝転がって天井を眺めながらぶらぶらと足を揺らし。)作法委員会はとっても愉快な委員会ですよ〜っと。誰でも歓迎、よっといで〜。(部屋の外まで聞こえるであろう声量で声を出してみたけれど、聞いてくれる誰かはいただろうか。)
* 10/18(Sat) 00:27 * No.1
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(委員会活動の体験が始まったのは、この学園に来てから4日目のこと。まずは学級委員長委員会か、それとも保健委員会に顔を出すか、歩きながら考えていたところ、いきなり視界が逆さまになった。端的に言うと右足が罠に掛かって宙吊りにされた。申し訳なさそうな顔で寄ってきた一年生が言うことには、なんでも体験入学生を勧誘するために探していたがなかなか見つからず、捕まえるためにどうすればいいか考えた結果、何故かカラクリの罠を仕掛ければ捕まえられるのではという結論に至ったらしい。 地面まで下ろしてもらって、改めて思う。恐ろしい学園だ、本当に。)捕まえてこいっていうのは比喩表現であって、本当に捕まえるのは違うと思うんだけどな……まあ、いいや。捕まったのは事実なので、謹んで体験入部?入会?させていただきます。(他の人にも声をかけてくると言う彼と別れて、教えられた委員会室に歩いていく。道中、体験入学生を取り合う声や、何故か火薬が爆発する音、その他物騒な音も聞こえて思わず苦笑したのはまた別の話。閑話休題。たどり着いた部屋で、見覚えのある顔を見下ろした。相変わらずの下がり眉で。)聞き覚えのある声がしたと思ったら、綾部先輩じゃないですか。……その体勢は、作法委員会の出迎えの作法ですか?(前半は穏やかに、後半はからかい混じりに告げて。)本日、体験入部、……入会?させてもらうことになりました、細葉史士郎です。よろしくお願いします。(先輩を見下ろす不躾者のまま、かたちだけの会釈をして。)……作法委員会って、実は罠仕掛け委員会だったりします?1年は組のカラクリ好き君に、文字通り捕まったんですが。
* 10/18(Sat) 00:28 * No.2
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あ。細葉さんだ。どうも本日はお日柄も良く……いえこの体勢は僕独自の歓迎の姿勢のあらわれというか、この格好でお客様に応対したら作法委員会委員長の立花先輩に笑顔でキレられます。ですのでちょっと失礼して。(作法室に現れた体験入学生の彼からだらしくなく寝転がっていた姿勢を指摘されれば、慌てる様子も見せずに上体を起こして彼を見上げる。「立花先輩には僕がごろごろしてたのは内緒でお願いします」と保身の約束を結ぶことをせがみつつ。それから正座に座りなおして背筋をぴんと伸ばし。)細葉さん、ようこそおいでませ作法委員会へ。こちらこそよろしくお願いします。細葉さんは本日一人目の体験入、会?者さんです。他の委員会の皆は出払っていて、僕のみの臨席で失礼します。(己も会釈を返し、そろそろ彼にも座ってもらおうかと考え始めた折に続けられた言葉には目を丸くして。)おやまぁ、兵太夫が細葉さんを捕まえたんですか?文字通りってことはカラクリと細葉さんが熱い抱擁を交わしたのかな。それはともかく、ええ、仰る通り作法委員会は別名罠仕掛け委員会なのです――なんちゃって、冗談ですよ。搦め手が得意な連中が集まってる委員会ってだけです。(真顔で冗談を言いながら、密かに彼をここに導いてくれた一年のことを後で褒めてあげようと心に決めて。それから彼がまだ立っていれば「どうぞどうぞ、細葉さんも座ってください」と座るよう勧める。)さて。体験入会するからには、日頃の作法委員会の活動を知ってもらわないとですね。ところで、細葉さんって生首は平気ですか?(一見活動内容と関係のなさそうな物騒な質問を投げかける。彼は答えてくれるだろうか。)
* 10/18(Sat) 16:12 * No.4
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(マイペースな調子で居住まいを正す様子に肩をすくめて、「どうしようかなあ」なんて形ばかりの脅しは、楽しそうな表情が冗談だと物語っているだろう。)うん、よろしくお願いいたします。まあ、綾部先輩を独り占めとはなんとも贅沢ですね。……なんて、僕が第一号ってことは笹山くんからも聞いてますよ。(流石に先輩呼びは遠慮されたので、一年生についてはくん付けで。改めて思い返してもすごいカラクリの技術であった。そんなこんなで考え事をしていたので、まだ目を丸くした彼を高いところから見下ろしたままで。)そりゃもう、気付かないうちに足首を捕まえられてあっという間に鶴瓶桶の様に逆さ吊りにされましたとも。(困り眉で小さく笑い。だがしかし続いた冗談には咄嗟に身構えた。)ええ?まさか、この作法室にも罠が仕掛けられているなんてことは流石にないですよね。 え、ないよね……?(なんちゃってと言われようともさっきの今でそうですかと安心できないところがある。天井に床に壁にと視線を走らせ、勧められたあたりの畳をぽすぽすと叩いてからゆっくりと座る。「爆発とかしない?」と敬語も忘れて尋ねたのは、お世話係になった保健委員長から立花の名を聞いていたから。疑いの眼差しは生首と聞いてより怯えに近いものになっただろう。しゃんと伸ばした背筋も丸く弛む。)生首が平気な人って何?!(反射でツッコんでから、)いや、本物じゃなければ別に平気ですけれども……案山子とか作るしね。へのへのもへじのやつなど。でもそれ以外に何かあります?(よもや本物はずはないだろうと思い直し。ううんと首を捻る。「作法とは……?」と純粋な疑問が独り言として落ちるだろう。)
* 10/19(Sun) 13:50 * No.8
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(「その顔は賄賂を要求してますね?」と戯れの問いかけを投げかけつつ。)僕も今細葉さんを独り占めしているわけで、なんだか照れますね。兵太夫ってば、良い働きをしてくれたなあ。(片手で後輩の頭を撫でる仕草をしてみせながら彼との対話に興じ。)わ〜……お怪我はしませんでしたか?凄いなあ兵太夫の奴。なんというか今後輩への感心と細葉さんへのすまなさという二つの感情に挟まれて、笑えばいいのか申し訳なさそうにした方がいいのか迷ってます。(見たところ彼は怪我をしていないようだが、もし負傷したならば謝罪して保健室に連れていかねばと少しそわそわして。)罠……ない。ですよ?……いえ、ほんとに。大丈夫ですから。落ち着いて。(虚空をじっと見つめながら罠はないのだと告げたけれど、はたして信じてもらえるかどうか。「たまに立花先輩が一年のしんべヱと喜三太相手にキレて爆発してますね」と爆発はあるのだと無慈悲に告げて。)おぉ。ナイスつっこみ。細葉さんなら忍術学園に在籍すると襲い来る怒涛のボケにも対応できそう。(あまりにキレの良いつっこみに思わず感嘆の声を漏らし。)案山子って畑にある案山子ですか?じゃあ細葉さんのご出身は農家で?でもまあ、作法委員会で扱う生首も似たようなものですかね。(話しながら立ち上がり、部屋の隅にある戸棚の戸を開け放つ。そこにあるのは一個のまるで本物のような生首フィギュア。それを棚から取り出してお客様に振り返り。)作法とは、まあ色々です。作法委員会では戦場で討ち取られた首を検分する首実検の作法も学びます。(冷静な顔でそう話す自分の様子を見れば、抱えているのが本物の首ではないと分かってもらえるかもしれない。)
* 10/19(Sun) 16:52 * No.9
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(先輩後輩の微笑ましいやり取りを想像しつつ、微笑まし気な表情のままで答える。)上手に持ち上げてくれたので。この通り何ともありませんよ。笹山くんが帰ってきたら是非そのまま褒めてあげてください。(心配ご無用。どこにも怪我はないと見せるために両手を広げる。無駄な抵抗なく持ち上げられて受け身も取れたので、少々土汚れが付いているくらいだ。むしろ、続いた言葉の方にこちらの心配が募る。本当に。)本当に?…………え、ほんとに?嘘じゃないよね?そういわれると余計に心配になってくるのは僕だけ?からかってないですか?(空虚な瞳が不安を煽り、彼らしさであるマイペースな調子が今ばかりは悪い方向ばかりに見えてしまう。「忍術学園、怖っ……」ここ四日で何度も思っていたことをぽろりと口にして、爆発すると言われれば「やっぱり!」と過剰に反応するだろう。)勘弁してください、僕如きに捌ききれる度を越していますよ。そもそも僕はツッコミ特化じゃないですし……。(顔の前で勢いよく左右に触れる右手が謙遜よりも切実さを物語り。出身については「そんなところです。山奥の小さな村ですよ」と軽い調子で返した。――形が人っぽくあればいい案山子とは全く違う、リアルな生首が並ぶのを見れば、流石に背筋に緊張が走った。話しぶりからして偽物だとは重々承知の上で、それでも身構えてしまうんだろう。)流石忍術を学ぶ学園と言いますか……そういうことも、作法として含まれるんですね。(緊張をほぐさんとことさらゆっくり言葉を紡ぎ、ふ、と一つ意識して息を吐く。よいしょ、なんてわざとらしい掛け声で立ち上がり。ゆったりと彼の方に歩み寄ろう。)うわ、本当に本物みたいだ、よくできてるなあ……触っても?(返事がどちらであれ、フィギュアに視線を落としたまま続けて問いかける。)綾部先輩は、こういうの初めて見た時怖くなかったですか?十くらいから入学できるんでしょう?今は大丈夫でも、最初は、というか幼い子らは怯えてしまうんじゃないかな、と。(静かに瞳を眇める。先ほどあった一年生を思い出して。)
* 10/21(Tue) 10:43 * No.13
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よかった。後で兵太夫を褒めちぎります。(彼に怪我がないと知ればほっとしてそわそわが消える。)大丈夫です。嘘じゃない、からかってないです。忍術学園、怖くない。おいでおいで。(両手を胸の前でひらひら振って見せて、怖がる小動物を誘き寄せるように真顔で優しい声を出す。「是非作法委員会に入って、立花先輩が爆発する様子を目撃してください」と勧誘も忘れない。)ツッコミ特化ではないということは、ボケもイケるんですか?それはいい、ますます細葉さんに作法委員会に入ってもらいたくなりました。(片手の拳をぐっと握って期待を寄せて。「そっか。忍術学園までの道のりは大変でしたか?ご苦労様でした」と労ったりしつつ。)そうです。忍びとして生きて行くには様々な知識を学ばねばなりませんが、僕ら作法委員は授業以外でも委員会活動でプロ忍者になっても役立つような有益な知識を学べるんです。(淡々と説明しながら、体験入学生の彼が近づいてくるようならば抱えていた生首フィギュアを彼がよく見えるようにそっと持ち替えて。)どうぞ触ってみてください。噛みついたりはしないので。多分。(今まで自分がフィギュアを扱ってきた時には噛みつかれることはなかったけれど、これから先は分からないので曖昧な言い方をして。)……まあ、怖くなかったと言えば嘘になります。僕の時は立花先輩が初めてこの生首フィギュアを見せてくれたんですけど。でも素直に怖いとは言いたくなくて、「怖くないです」って強がってました。それを立花先輩に笑われたの、悔しかったなあ。(今よりも幼かった頃、初めて見た本物のようなこのフィギュアは悍ましかった。今は慣れたものだけれど、そういえば最初の頃は怖かったなと思い出し、ふと小さく笑って。)作法って多岐に渡って様々なものがありまして。どうでしょうか、細葉さん。作法委員会に入って、そんな無限に存在する作法について研究してみませんか。(生首フィギュアを片手に抱え、じっと彼を見つめながら真面目な声音で誘いかける。彼のような優れた人材が欲しいのだと伝わるように、視線はそらさず。)
* 10/21(Tue) 16:35 * No.14
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いや、お笑い要員なら十分足りてるように思いますよ?いやもう道中なんて全然、この四日間の濃さに比べれば何ともありませんでしたよ。(未だ警戒心を残しつつ、バラエティ豊かな忍たまたちを思い出してついそんなことを口走る。穴も掘れるし爆発もするしカラクリも作れるならもう十分だろうと。実際問題長旅よりも絶対にここに来てからの方が体力を使っているように思え、毎度おなじみの困り眉。忍術学園、すごい。 生首人形のリアルさにはすごいはすごいでも真面目な方のすごいだと、そう思うんだろう。そんな空気感でも「多分?」と反応せずにいられないのはもはや性分。そっと伸ばした指先が、口元から遠いおでこに触れる。質感で偽物なのだと改めて理解し、無意識に安堵の息を吐くんだろう。)……はは、想像に容易い様な、難しい様な。今より幼い綾部先輩はさぞ微笑ましい様子だったんでしょうね。僕が立花先輩の立場でも、つい笑ってしまいそうだなあ。(何とも言い難い気持ちで、小さく笑みを零す。声色の変化に、人形の鼻や髪にと順に触れていた手を下ろし、こちらもまっすぐと彼の目を見つめて。一拍二拍考える間を置いてから、綺麗な笑みを浮かべた。)――前向きに検討させてもらいます。だいぶ上手に持ち上げて頂きましたし……いや、カラクリの話じゃなくて、よいしょ的な意味で。ツッコミとしてでしたが。まって余計ややこしくしちゃったかも。(コホンと一つ咳を吐き。閑話休題。)ぶっちゃけ委員会体験初日ですし、他を見てみないとどうにもって気持ちはありますね。でも、候補のひとつには入ってますよ、勿論。そのうち綾部先輩が強がる姿も見れるやもしれませんし。(意地の悪い冗談をからからと笑いながら続け、本日の体験は終了となろうか。 丁度その時だ。作法委員長立花仙蔵が帰ってきたのは。)ああ、こんにちは、お邪魔していました。(当然挨拶はする。お辞儀をして、思い出す。そういえば彼は立花先輩にキレられることをしていたような、そして、立花先輩はキレたら爆発するような。)…………では、僕はこれで。綾部先輩、ご教授ありがとうございました。(万が一にもキレられる要因とキレる張本人が繋がってしまえば大変だ。カチカチの笑顔でそそくさとその場を後にしようとするが、この後の展開は彼の返答次第。今日のEDまではもう少しかかる、かも?)
* 10/22(Wed) 09:44 * No.16
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忍術学園というボケの巣窟に細葉さんのボケとツッコミの黄金コンビが加わるといいなあ。といいますか、そう言われるとよけい細葉さんの故郷から忍術学園への旅の様子が気になってきました。いつか教えてくださいよ。僕も滝夜叉丸の恥ずかしい寝言とか教えますから。(「多分。きっと。恐らく?」と呟きながら彼が生首に触れる様子を見守る。)むう。細葉さんも笑いますか。もっと微笑ましくない子供時代を過ごせばよかった。僕だって立花先輩や細葉さんのこと微笑ましがりたい。二人共一年生になってください。(なんて拗ねるのも束の間のこと。彼の浮かべる笑みに、何故だか己は背筋が伸びて。)兵太夫のカラクリも細葉さんのツッコミ力もお見事でした。(それでも彼のツッコミを褒めずにはいられず。)まあ、ですよねぇ。でも候補には入れてくださるなら、今日のところはそれで良しとしましょう。……むー、強がってるところは見せませんから……って僕今もう強がってる?見逃してくださーい。(頬を膨らませて抗議した後、慌ててフィギュアを抱えてない方の手を振って強がりではないと主張していると、我らが作法委員会委員長、立花先輩が帰ってきて。)立花先輩、こちら体験入学生の細葉さんです。(「これはどうも。私は作法委員会の委員長、六年の立花仙蔵と申します。喜八郎、ちゃんと作法委員会の紹介はしたんだろうな?」前半は細葉さんに向けて、後半は留守番役の後輩に向けて言葉が投げかけられて。)ちゃんと紹介しましたよ。ね、細葉さん。まあお出迎えした時はちょっとだらけちゃったと言いますか。でも細葉さんはツッコミ力のある人だなってわかって……あれ、細葉さんもう帰っちゃうんですか?(なにやら固まった笑顔を見せて去ろうとする細葉さんの様子に首を傾げて。その背後では「だらけていた?ほう。喜八郎、そういえば藤内もいないがどうした。私はお前を信頼してこの場を任せたんだが」と不穏な様子で立花先輩が笑顔を見せており、あ、これヤバイやつだと本能が警鐘を鳴らし始める。)細葉さん、ほんとに帰らないで。僕を一人にしないでください。(細葉さんは無事この場を後にできただろうか。――その後、立花先輩は怠けた後輩にキレちらかし。もしも細葉さんが巻き込まれてしまったならば、珍しく「でも細葉さんはツッコミ凄いですよ!」と立花先輩に抗弁する後輩の姿が見られたかもしれない。)
* 10/22(Wed) 16:24 * No.17
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