会話
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5日目:食堂付近>鰐文寺くん
(実のところ、エッグダッシュの見学席に彼を見つけてから、声を掛ける機会をうかがっていた。昼時食堂付近をうろついていたところ、たまたま彼の姿を見かければ、そちらに走って行って。)鰐文寺くん!こんにちは、調子はどうですか?(唇を緩め、弾んだ声色で。)実は、一緒にご飯を食べたくて、機会をうかがっていたんです。エッグハントの残念会、と言いますか。(わはは、なんておどけて眉を下げ。懐から食券を二枚取り出す。何を隠そう件の卵を作る手伝いをして手に入れた食券だ。勿論彼にも都合があるだろう。断られたなら、また今度と潔く引くつもり。)
* 10/21(Tue) 10:54 * No.37
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(たまご探しのオリエンテーションを経て、本格的に学園生活を送るようになった。不慣れな生活も体験入学生の仲間や学園の先輩方と共にしていれば楽しいもの。食事時になったために食堂に向かうと、初日にともに料理をした彼の姿。軽く会釈をして微笑みを浮かべると。)こんにちは、細葉くん。とてもよいです。先輩方にも、先生方にもよくしていただいて。おいしいご飯も頂けて、栄養状態も学園に来る前よりもいいくらいかもしれません。細葉くんは?(穏やかなそぶりで軽く首を傾げ、彼からの言葉にぱちりと目を瞬かせる。)それは、いいですね。ぜひご一緒させてください。……卵、見つけられなくて残念でしたが、残念会に参加できるとなると、案外悪いものでもなかったのかもしれませんね。(少しばかり声を潜めてそんなことをささやくと、それにしても、と首をかしげる。)その食券はどうされたんですか?
* 10/24(Fri) 17:43 * No.39
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僕も食堂には助けられてますね。決まった時間にバランスの取れたご飯が食べられるののなんとうれしいことか。……あ、勿論、忍たまの皆さんや先生方にもよくしてもらっていますよ。(つられて朗らかな笑みを浮かべ。花より団子を恥じるように頬を掻く。)是非是非。内緒ですよ?なんて。時に鰐文寺くんはかけっこに自信がありますか?走る姿をみられなかったと思うと、なんとなく気になってしまって。(大げさにひそひそと告げてみる。結局はおどけて雑談に移っていき。)何を隠そうこちら、たまごの中身を抜く手伝いをした報酬で頂いた食券です。これほど残念会に相応しいものもないかと思いまして。(加担した身としておいしい思いをするなら、残念賞だった彼を誘いたかった。勿論理由はそれだけではないが。ひらひら揺らした食券の一枚を彼へと差し出し、早速配膳の列に並ぼう。)鰐文寺さんのおすすめなんかありますか?僕は副菜の菜花の卵とじがお気に入りです。
* 10/25(Sat) 13:28 * No.40
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学園を出ることになった時でも、癖になってしまいそうです。…ふふ、そうですね。皆様とてもお優しい方ばかりで。(忍者の学校ということで多少なり緊張はしていたが、と柔らかく微笑む。)はい、二人の秘密、ですね。…正直なところ、あまり隠し事に自信はないのですが…。いえ、僕は…かけっこより、マラソンのほうが。長く物事に取り組むのは好きなのですが、とっさに素早く動くというのは、どうにも。(気恥ずかしそうに眉を下げる。実際、自分もエッグダッシュに参加したところでよい成績をとる想像はできなかった。)それは、確かに…。細葉くんはお手伝いをされていたんですね。流石です。…僕がご相伴にあずかってしまってもいいのでしょうか。(手伝いをして得た報酬は彼の自由にしていいものだ、とはいえ、何もしていない自分がタダでありつくというのは申し訳ない。少し考えるような間を置いてから、「ありがとうございます」と丁寧にお礼を言って食券を受け取る。)いただいたものすべておいしかったので、迷ってしまいますが…、冷ややっこが好きですね、それから、お漬物も。(心底悩ましいというような顔をしてから、ぱっと思い浮かんだ一品を挙げて。)
* 10/27(Mon) 01:55 * No.41
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それは勿論。ご褒美は一人で使うよりも、こうして誰かと使ったほうがずっと有意義だと僕は思っています。鰐分寺くんのお話も聞きたかったので。(いいのかと問われればにこやかに答える。自分とは違った目線、違った立場でこの場にいる彼の話は為になるだろう。ちなみに青年自身は授業では短距離も長距離も程々という成績に収まっている。「どういたしまして」と食券を渡して嬉しそうに続け。)ここのお豆腐美味しいですよね。お漬物もそうですが、仕込みは学園内で行っているんでしょうか?食堂のおばちゃんなら何でもできそうですし。(談笑に花を咲かせながら列に倣って進み。今日は鯖の塩焼き定食の副菜が丁度冷奴と漬物であったので、そちらを頂くことにする。何処かの授業が押しているのか、席は疎らに空いていた。彼の向かいに来るようにお盆を置いて座ろうか。)そういえば、鰐分寺くんは何故学園に体験入学しようと思ったんですか?もしや、食堂の噂を聞きつけて?(頂きますの片手間に、軽口を叩くように尋ねる。栄養状態がよろしくなかったらしいのでそういっただけで深い意味はなく。)
* 10/30(Thu) 19:15 * No.44
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細葉くんがそうおっしゃってくださるなら…。お誘いくださってありがとうございます。(ためらいと申し訳なさも、彼本人からにこやかに答えられれば和らいでいく。丁寧に頭を下げて微笑んで見せる。)確かに。これだけの人数のご飯を一人で作るのは大変でしょうに…それでもおいしいものばかり作ってくださるのですから頭が上がりませんね。お料理の市販品を買うことは多くはなさそうです。(一人で食堂を切り盛りする彼女だから、料理に関しては本当に何でもできそうだ。直接聞いたことはないまま、イメージでものを言いながら。彼と同じ定食を選び、向かいの席に着く。いただきます、と手を合わせて。)僕は……安全な場所が欲しくて。(少しの逡巡、のちに、簡単な一言を口にする。それよりも、)細葉くん、食券のお礼にもならないかもしれませんが…よろしければ、おひとつ。(そうして懐から取り出したのは小さな壺。中にはいくつかの梅干しが入っている。すす、と彼の手元に近づけながら。)
* 11/1(Sat) 14:47 * No.49
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そりゃ、お残しなんてしたら鬼にもなりますよねえ。この間、土井先生が叱られているところを見てしまってからもう僕は苦手なものが出るのが怖くて怖くて。(大袈裟に震え上がるふりをしてみせる。とはいえ、基本は何を食べたくないかではなく何を食べたいかで選ぶあたり、少なくとも今日のメニューに苦手はない様子。ご飯は当然のように大盛りだ。汁物で先に口内を潤し、それから彼の言葉を聞いてのみ込んだ。大根とあぶらげの味噌汁は当然のように美味しい。一つ瞬きをしてから、) ならば、とても良い選択をされましたね。(彼が簡単に言ったから、青年も微笑みを浮かべ、簡単に返しておわんを置いた。衣食住の確保された学園は名のしれた忍者である学園長のもとある程度の安全が保証されているだろうし、そうでなくともここでなら生きるすべは幾らでも身につく。安全な場所を自分で作る力も付けられる。)わあ、いいんですか?梅干し好きなので嬉しいです。もしかして手作りだったり?(手のひらを差し出して、一つ落としてほしいとねだる。)
* 11/3(Mon) 12:09 * No.55
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ああ、練り物の…。僕はどうしても食べられないものはないのですが、細葉くんはどうですか?…そうした場合、おかずの交換などはおばちゃんは認めてくださるのでしょうか。(生臭は好んで食べはしないけれど、それしか選択肢がないならば食べられもするし、おばちゃんの調理のおかげでどうしても食べなくてはいけないときもおいしく食べてしまう。残してしまうのももったいないが、と、件の先生の姿を思い浮かべながら少し声を潜めて。味噌汁でほうと息をついたのち。)はい、とても。…細葉くんは?(微笑んで頷き、控えめに首をかしげる。答えが返ってきてもそうでなくても構わない。)はい、細葉くんさえよければ、ぜひ受け取ってほしいと思います。(軽く箸先をぬぐい、彼に梅干し一つ差し出して。)もちろん、他にできるお礼がありましたら、その際も是非お声がけくださいね。必ずお力になりますから。(とはいえ食事を誘ってもらって、おごってもらったお礼が梅干し一つというのも。繰り返すように口にして微笑む。お礼というだけでなく、単純にやさしい彼の力になりたいとも思っていたが。)
* 11/3(Mon) 21:23 * No.56
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わはは、実はあそこまで食べられないというものはないのですが……強いて言うなら、辛い物はあまり得意ではなくて。もしも唐辛子がたくさん入っている料理が出た時は助けていただきたく。(最初は冗談めかした調子であったが、最後の方は彼以上に声を潜めて。うどんに七味はかけないし、きんぴらの鷹の爪は噛まずに飲み込む。青年はそういう男であった。置いた器に少しだけ視線を落とす。)僕は……楽しいですよ。貴重な体験が色々できて。(瞳を細めて眉を下げる。柔い笑みでそれ以上は語らずに。指先が頬をかいた。)では遠慮なく。いただきまーす。(差し出された梅干しを手のひらで受け取り、ポンと口に入れる。塩味と酸味で、目や口が顔の中心にぎゅっとよって。)んー、美味しい梅干しですね。これは一つでお釣りを渡さねばならないですよ。(心からの讃美を告げてからご飯をかきこむ。「贅沢だなあ」と小さなつぶやきを落とした。)ありがとうございます。でも、別に気になさらなくていいんですよ。体験仲間の誼と言うことで。……いや、友人の誼、かな。(なんて、最後は願望を告げて笑う。朗らかに。)
* 11/7(Fri) 11:18 * No.63
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辛いものが?はい、勿論です。いつでもお任せくださいね。(彼の言葉を二つ返事で快諾して、柔らかな笑みを浮かべてみせる。)ふふ……お互いに、とても良い機会に恵まれましたね。(それ以上を語らない彼に深く掘り下げて見せることはなく、そのまま微笑みと共に頷くばかり。彼の手に渡った梅干しにまた柔らかく笑って、少し緊張して彼の反応を見守る。何せ実は、誰かにこうして手製の梅干しを差し出すという経験はあまりない。彼の反応にほっとしたように微笑んで。)よかった。ふふ、このように素晴らしいお誘いをいただいたお礼ですから。見合ったお礼になったのでしたら、嬉しく思います。(安堵したように漬物をご飯に乗せて一口食べて、)いいえ、気にするというより……友人の誼として、お力になりたいのです。どなたかのお役に立てるのは喜ばしいことです。それが友人であれば、なおさら。(ふるりと軽く首を振って、当たり前のように忍者らしくない言葉を口にして笑う。友人になりたい、と思っていることに嘘はない。)…あの、細葉くん。もし、細葉くんさえよろしければ、史士郎くんと呼ばせていただけないでしょうか?……その、もし、よろしければ。
* 11/26(Wed) 00:31 * No.72
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