会話
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1日目:自室>栗栖理助くん

(一日の終わり。宴も終わり、片付けや入浴も各々済ませ、そろそろ就寝時間も近くなるころ合いにて。)栗栖くん、改めまして、本日からよろしくお願いします。鰐文寺英哉と申します。(正座して彼に向き直り、深く頭を下げてみせる。)至らないところもあるかと思いますが、どうぞ遠慮なくご指摘ください。ともに切磋琢磨するに相応しくあるべく、精進させていただきます。(態度はとことん丁重に。真剣な挨拶ののちは、穏やかに微笑んで見せよう。)何であれ、お力になれることがあればぜひお声がけください。僕にできることがあれば、ぜひお力添えしたいんです。……ふふ、実は、先輩に同室の方は大切に、と助言いただきまして。
* 9/29(Mon) 21:05 * No.4

(風呂上がりのさっぱりとした心地に包まれた濃密な一日の終わり、今日から帰る家となった長屋の一室にて。)ああ、此方こそよろしく頼む。改めて、栗栖理助だ。(尽くされた礼には報いるものだ。此方もまた深く頭を下げたのち、)…ふ、真面目な男だな。(再びかち合った視線。その瞳が柔い光を携えたのを見て、肩の力を抜いて笑う。)いやなに、私もそういう性質なのでな、安心した。お前とならば穏やかに日々を送ることができそうだ。(荷物を運びこんだ際に軽く挨拶を交わしはしたが、出し物の準備に料理にと、目まぐるしい時の流れのなか、ろくに会話ができていなかった。ゆえに彼がこうしてきちんとした挨拶の場を設けてくれたことに感謝して。)もちろん私にできることがあれば言ってくれ。互いに支えになれればと思う。…が、正直なところ、忍者の修行どころか年若い者たちと共に過ごすことにすら慣れていなくてな。私の方こそ至らぬ点も多いだろうから、そう言ってもらえると心強い。……その助言を授けてくれた方にも感謝せねばな。どなただ?
* 9/29(Mon) 22:29 * No.5

これから共に過ごす時間が長くなるにつれ、気が緩んでくることもあるでしょうが…ご挨拶をするときくらいは、やはりきちんとしておきたくて。(体験入学の期間、長くを共に過ごすであろう彼。こうした改まっての挨拶に応じてくれる相手でよかったと安堵する。ひと月ののちには気軽な口をたたくようになっているかもしれないが、今はまだ。)はい。お言葉に甘えることもあるでしょう。よろしくお願いします。…時に、栗栖くんは朝は弱いほうでしょうか?僕は、普段から早起きをしてしまうたちなのですが…朝はどのように過ごしたいとお考えですか?(そういえば、というように、今後のことについて話を向ける。朝にうるさく音を立てるつもりは毛頭ないが、共同生活であるのだから配慮はしたい。)…ふふ、実は、僕もです。以前は様々な方とご一緒していましたが、旅に出て久しくて。四年生の浜守一郎先輩とおっしゃる…世話係をしてくださるお方です。栗栖くんの世話係をしてくださるのは、どのような?
* 9/30(Tue) 21:05 * No.7

朝か? いや、どちらかといえば強い方だ。早朝は鍛錬時だからな。(本当は朝に限らずいつ何時も暇さえあれば鍛錬時となるのだがそれはさておき、)同室が早起きなのは私としても助かる。鍛錬時は外に出るので部屋をうるさくすることもないだろうが。(彼も早起きというのなら、ともに薄明を見る機会もあるだろうか。彼ならば寝起きも良さそうだと一安心。)……ほう、旅か。そう言えば先ほどの曲芸は見事だったな。見たこともない技の連続で驚いたぞ。(そして思い出すのは器用な男だと感心した記憶。偶然かもしれないが、体験入学生には一芸に秀でた者が多いようだ。道は違えど一朝一夕には身につくことのない技を持つ者は尊敬の対象として。)四年生の浜守一郎先輩……四年生と言えば喜八郎と同じじゃないか。ああ、喜八郎とは私の世話係となった男でな、素直でなかなか面白い奴だったんだが………ん? 鰐文寺、お前歳はいくつだ?
* 10/1(Wed) 22:23 * No.13

鍛錬時……、確かに。特にこれからの時期は、朝の空気もますます澄んでいきますから、修業をしていると晴れやかな気持ちになりますね。(彼が部屋を出るというのなら部屋でしかできないこともできそうだ。互いの修行の方法というのは異なるだろうが、同じ時間に頑張っている人がいるというのは心強い。)ありがとうございます。栗栖くんの剣技もお見事でしたし、細葉くんとの息の合った芸も素晴らしいものでした。(曲芸には多少の自信もあった。はにかむようにして笑ってみせる。)ああ、綾部先輩が栗栖くんのお世話係なのですね。(なるほど、と頷き、少し考えてから。)…あの、明日のお昼、浜先輩から昼食のお誘いをいただいているんです。四年生の皆様と顔合わせをしてくださるそうで、栗栖くんもよろしければ一緒にいかがですか?(少し控えめに誘いを投げる。そののち年を問われたことには首をかしげ。)僕は十四になります。栗栖くんは?
* 10/2(Thu) 22:46 * No.16

ああ。短い時間だったが、練習の甲斐あって史士郎との息を合わせることができたからな。うむ。今思えばあの余興はアピールの場のみならず、我々の仲を深めるためのものだったのかもしれん。(付き合いで世辞を言い合う習慣のない男は褒められれば心底誇らしげに頷いた。剣技もそうだが、友との演技を褒められたことが何よりも嬉しくて。)…明日? それは願ってもない話だな。(一日でも早く学園に馴染もうと思えば付き合いは必須。そこに昼食の誘いとは。そのうえ同室の彼と世話係の喜八郎も揃うと知れば、ありがたいばかりの申し出に首肯して。)…十四…。(して、ふと気になった彼の年齢。背格好や口ぶりからして年下に違いないと思ったのだが、)…私も十四だ。(静かに眼を見開いたのち、己の見る目の無さに閉口。友といい、彼といい、小さい。小さすぎる。)…明日の昼はめいっぱい食べるぞ。いや、朝も食え。好き嫌いは無さそうだが、肉は食えるか?(風呂場で小さきことの利点を知った後とはいえ、やはり気になる食事事情。)
* 10/3(Fri) 21:38 * No.17

成程、ともに芸を演ずるとなれば協力もしますし、目的があるとお声もかけやすいものですからね。栗栖くんと細葉くんの仲のいいお姿も見られましたし、とても良いお席を設けていただきました。(これをすでに予見していたとなれば、学園長先生のご慧眼たるや。にこやかに頷いて。昼食の誘いに諾を示してくれたならばほっと安堵するように胸をなでおろす。早起きしたら、一度先輩のもとへと顔を出して、了承を得ておこう。)栗栖くんもですか。(どうやら彼も同い年らしいとあれば、親近感のようなものは胸にわいてくる。柔らかな笑みをたたえたまま軽くうなずき、けれど、)は、(唐突な食事への勧めに目を瞬かせ、困ったように視線をさまよわせること数度。)お肉は…食べられはしますが、あまり生臭に耽るというのは……(歓迎の宴では肉を扱ったとはいえ、その信心深さから好んで肉食をするというのは避けたいらしい。とはいえ、場の流れにひどく逆らって波風を立てるつもりもないのだけれど。それよりも、)栗栖くんは体格がよろしいようですが、やはりよく食べていると、そのように?
* 10/4(Sat) 20:57 * No.20

忍者のたまごと言うからには体験入学生たちは幼い者が多いのかと思ったが、史士郎といいお前といい、存外そうでもないらしいな。(己とて実年齢よりも上に見られがちな自覚があるので十四歳の平均値だと思わないが、それはそれとして同い年とは驚いた。その落ち着きぶりに納得はしつつも、やはり肉体の成長は大事なことだ。つい食事について口を出してしまったけれど、)…生臭に耽る…? 修行僧のようなことを言うのだな。(意外な反応に瞬いて。)ああ、私は常日頃から肉も野菜も何でも食べるぞ。剣士は体が資本だからな。(この時代、食べられないならば理解できるが食べてはいけないとはこれ如何に。何か事情があるのだろうかと不思議に思うも、)だがまあ、無理強いすることはせん。ただ、私の同室となったからには健康でいてもらうぞ。手始めに…そうだな。用事がなければ明日の朝食も共にしよう。
* 10/5(Sun) 16:40 * No.22

もっと幼い子は、初めから忍術学園に入っている子も多いのではないでしょうか。いずれにせよ、同室の方と年も変わらないのは安堵いたしました。先生方のお心遣いでしょうか。(まだちらと姿を見た程度だが、忍者のたまごの先輩たちの中には己よりも小さな子供たちも確かにいるような気がする。変わらず穏やかな笑みを保ったまま。)ええ、まあ……。数ならぬ身ではありますが、自ら仏の教えに背くというのは、どうも…。(ほんのりと困ったように眉を下げて。)ふふ、素晴らしいことと存じます。栗栖くんは…こういう表現が正しいのかわからないのですが、とても気持ちのいいお方ですね。(にこにこと相も変らぬ笑みを浮かべながら。彼の言動はさっぱりとしていて小気味がいい。自然と笑みも深くなる。)健康で…、はい。実は僕、これでも風邪をひいたことはないのですよ。…よろしいのですか?はい、栗栖くんがよろしければ、ぜひ。(ぱち、と、驚いたように瞬いて。彼が誘ってくれ右rのであれば否や等なく、にこにこと嬉しそうに頷いて見せる。)
* 10/8(Wed) 15:29 * No.25

なるほど、鰐文寺は信心深いのだな。(穏やかで慎ましく、真面目な気質の背景を知ったような気になって頷くも、困り眉を前にそれ以上の深掘りはせず。)そうか? まあ、お前の心に良いように映るのであれば嬉しい限りだ。だが、食ひとつとっても考え方が異なるように、私たちはこれまでの暮らしぶりや価値観が異なるのだろう。何か無礼を働いたならばその時は遠慮せずに教えてほしい。(笑顔に返すよう目を細めるも、褒められるがまま得意げに振舞うことはない。明快さは時に無遠慮として映ることもあるだろうから、願わくば彼のやさしい眼差しが曇ることのないようにと。)ほお、それはいいことだ。ならばぜひ、この一月その記録を更新してくれ。(心配は杞憂に終わり、規則正しい生活と健康管理は得意なようだ。けれども食の管理云々は建前に過ぎぬので提案を取り下げることもなく、)ああ、では明日の朝食も共にしよう。……ついでに、うん、お前の基準では、どのくらい食を共にしたらこう、親しくなったな、という感じがするのか聞いてもいいか。
* 10/11(Sat) 22:24 * No.28

未だ修行中の身ではございますが、御仏への祈りを欠かしたことはございません。(左手にそっと手を添えて。信心深くはあるつもりだが、仏の道を究めたとはとても言えない。)はい、とても。栗栖くんのような方と同室でよかったです。無礼を……わかりました。栗栖くんでしたら、話せばわかってくれるように思います。僕も遠慮をせぬよう言葉にしてまいりますね。…もちろん、栗栖くんからも何かあれば、ぜひお申し付けください。不満点でも、要望でも。(微笑みと共に向ける感情は穏やかな色合いで。彼の言葉に暫し考えるような間を置くが、こくりと頷いて。このまま良き関係を築いていきたい。そのためには、互いに遠慮すべきではないことも多々あるのだろう。)はい。勝手の違う土地ではございますが、心身ともに健やかに過ごせるよう努力いたします。(こくりとまじめな調子でうなずきはするものの、それはそれ。ともに食事をすることを楽しみに思うのは変わりなく。)どのくらい…明確な基準があるわけではないでしょうが…この味が好きそうだ、と、相手のことがわかるくらい、でしょうか?
* 10/14(Tue) 15:51 * No.33

ああ、些細なことでも違和感を放っておけばやがて大きな不満に繋がるかもしれんからな。寛容と自己犠牲は異なるものだぞ。(彼には心身ともに健やかであってほしいと願いながら。一方で、此方もまた何かあればと言われれば一瞬の思案。眉間にぎゅ、と皺が寄る。そして明日の朝の約束を経て、)…なるほどな。ちなみに私は肉も魚も好きだ。どちらかといえば味は濃いものを好む。甘味もそれなりに。食感は硬いものがいい。(つらつらと、唐突な食に関する自己紹介を。その意図を彼は汲んでくれるだろうか。)だが豆腐も食うぞ。食堂の豆腐料理は美味いそうだ……それで、うん。先ほどの話だが、不満はないが要望というか、許可を得たいことがあってな。(そこまで話して一旦口ごもったのち、)その、英哉と、呼んでも構わないだろうか。……まだ食事を共にしてはいないが、嫌でなければ。(少しばかり控えめな声量で紡いだのは、要は親しさの前借りというか予約というか。とある友は仲良くなりたいから名で呼んでもらえると嬉しいと言ったが、さて彼の反応はどうだろう。)そちらからは今のままでも構わん。呼びやすい方がいいだろう。
* 10/15(Wed) 15:29 * No.34

はい、お気遣いありがとうございます。(穏やかな微笑みと共に彼の気遣いを大切に受け取って。)硬いもの、濃いもの…。なるほど。僕は蒸かし芋や青菜の煮浸し、お漬物が好きです。味付けは薄味のほうが好みかもしれません。(なるほど、と頷いて、応じるように自分も好きな食べ物について開示する。)あ、お豆腐は僕も好きです。昼食もおいしかったですし、ここの学園はお料理がおいしいのですね。(と、柔らかく笑いながらうなずいて。許可を求められれば首をかしげはするものの、「僕でできることなら喜んで」と中身を聞く前から頷いて微笑む。元々の性質だけでなく、彼ならば無茶なことを言いはしないだろうという信頼も確かに含まれていた。)……はい、喜んで。…本当のことを言うと、英哉と名で呼んでいただけるほうが嬉しいのです。(僅かに間があいたのは、まさかそのようなことを言われるとは思わなかったからのこと。やがて浮かべた微笑みは喜びを隠しきれないもの。)…で、……では、理助くん、とお呼びしても?呼びやすい、のは、確かに栗栖くんのほうですが、呼びたい、のは理助くん、のほうなのです。……よろしいでしょうか?
* 10/16(Thu) 00:09 * No.35

芋、青菜、漬物……なるほど、薄味だな。覚えておこう。(節制を心がける彼らしい好みを聞けば同じように頷いて。)ああ、食堂のおばちゃんの料理はなんでも美味いらしいから、明日の朝も楽しみだ。(ここまでのやりとりが前置きというわけではないけれど、いざ願いを口にしようと思えば勇気が要った。そうやって要求を聞かずしてにこにこと首を縦に振るような相手だからこそ、無理強いになりはしないかという不安もあったのだが、)…そ、そうか!(願いが受け入れられただけではなく、彼自身もそれを望んでいたと聞けば破顔して、)勿論だ。理助でもなんでも好きに呼んでくれ。(対価にもならない願いを差し出されれば二つ返事を。)それと、呼び慣れないなら沢山呼ぶといい。私もそうする。……では明日に備えてそろそろ寝るか。(そうして今日一番の任務を終えたような顔をすればあとは仲良く布団を並べ、)では英哉、おやすみ。明日からもよろしく頼む。(これから幾度となく紡ぐであろう就寝の挨拶を。明日からは朝と夜、毎日二度はその名を呼び、一日の始まりと終わりを共に迎えるのだろう。)
* 10/17(Fri) 14:30 * No.36

ありがとうございます。(好みを覚えていてくれるという彼に、気恥ずかしげに笑ってみせる。誰に聞いても評判のいいおばちゃんの料理に、つい期待が膨らんでしまった。そんな喜びと期待の入り混じる中、思いがけない願いだったものだから確かに驚きはしたけれど、それ以上に嬉しく思ってしまった。己の返答に、彼が浮かべた破顔も含めて。)はい。…ふふ、ありがとうございます、理助くん。嬉しいです。たくさん……はい、喜んで。(彼の提案に面映ゆそうに頷いて。布団はぴしりと丁寧に広げておく。)はい、おやすみなさい、理助くん。よい夢を。(始めて声をかけた時の丁重な態度に比べるとずいぶんとほぐれ、穏やかな笑みと共に軽く頭を下げて布団に入る。明日になったら彼の名を呼んで、おはようの挨拶をしよう。目を閉じていれば自然と睡魔が襲ってくる。朝と夜の挨拶も、お帰りなさいやただいまも、明日からは毎日紡ぐことができるらしい。布団に隠れた口元が、小さくほころんだまま男は眠りについた。)
* 10/24(Fri) 17:35 * No.38


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