ヒカリ
以下、簡単な設定メモです。
本名は日生睦(ひなせ むつみ)
18歳。本来は双鏡学園3年生だが、幼い頃からの持病のため高校入学後もほとんど授業に出席できず、保健室登校と入院を繰り返す日々。二度の手術を行い多少の改善は見られたが、普通の生活にはほど遠い状態が続く。その後、病状の悪化に伴い視力が失われつつあることを嘆き荒れていた高校2年生の冬、姉が交通事故で亡くなる。ほとんど喧嘩別れのような最期だった。以降、日に日に精神を病み、3年に進級する少し前に多眠無気力症となった。(ちなみに両親は他界)
仲間たちのおかげで現実世界で生きる希望を持てたため、2月下旬に目覚めた後はリハビリと再手術を行う予定。(九堂くんの校内放送の話は日月から聞いたことでしょう)
ヒカリが持っていた手鏡は現実世界で姉がくれたお気に入りのもの。現実世界では喧嘩をした日に投げつけて割ってしまったのでもう存在していない。
アルカナ:星は「希望」「願いが叶う」「絶望からの再生」のイメージから。
マンゲツ 日月昴
本編では完全に空気になっていましたが、勿論マンゲツの正体は日月です。(本当は保健室やエントランスでカード占いをするというミニイベントをふんわり考えていたのですが、NPCに構っていただくよりPC同士での交流を優先してほしいなと思いなくなりました…。その結果、ラストイベントの『アルカナが示すもの』が生まれたのでした。)

以下、簡単な設定メモです。
睦(ヒカリ)の姉の婚約者だった。亡くなった姉の代わりに睦の面倒を見ている。
医師の家系に生まれ、医学部に進学。当然のように医師になるものと思われたが、睦の姉や睦との出会いをきっかけに養護教諭へ。
一族から疎まれていた叔父(マジシャン)に憧れていた過去がある。
マンゲツのビジュアルや雰囲気はその叔父のイメージ。
日に日に病んでいく睦のために何もできない自分のふがいなさを嘆き、睦に生きる喜びを与えたいと願った日月の望みによって生まれたのがエントランス&ラビリンス。
アルカナ:月は「幻惑」「欺瞞」「裏切り(ある種の黒幕なので)」のイメージから。
ペルソナ:ホルスはアルカナ月のイメージと、医療に関係する神、その中でも「眼病を癒す神」のイメージから。有名なシンボルである「ウアジェトの目」がアナライズ役にぴったりだという理由もありました。

イデア・ルームの話

イデア・ルームは人々の深層心理によって生まれた現実と夢の狭間の空間…のようなイメージで、今回は日月の「睦の夢を叶えたい、生きる喜びを与えたい」という願いと睦の「友達がほしい」「自由に色々なことがしたい」という願いが重なって、他人のマイ・ルームと繋がるエントランスや、シャドウだけではなく季節ごとの謎の小部屋が出現するラビリンスが生まれましたが、また別の人間が願い生まれたイデア・ルームがあるとすれば全く異なる形をしているのだと思います。
今回エントランスへの扉が開かれた8名が双鏡学園の関係者だったのは皆の深層心理が共鳴しあった結果かもしれませんし、理想世界の縁が現実世界にも繋がることを無意識に願ったからかもしれません。

深那莫区の話

お察しの方も居るかもしれませんが、モデルは千葉県の稲毛区です。創作の場所も多いですが、深那莫海浜公園やみなも神社のモデルは存在します。